80年代。松田聖子がぶりっこしたり、うそ泣きしたりしてキャーキャー言われていた時代、一方では原宿に日本発のクラブ「ピテカントロプスエレクトス」ができて、その場所でいとうせいこうが、YMOが、さまざまなクリエイター達が毎夜イベントを繰り広げていた。
そんなニューウェイブな空気を間近で体験していた宮沢章夫さんが、そこで生まれたものについて、そしてそれを現在にどういかすかなどを、東大の講義で語り、そして1冊の本になったのがこの「東京大学『80年代地下文化論』講義」です。演劇・音楽・芸術など新しいものを生み出す人がいても、その人を見出して世間に広める人がいなければ、私たちにとってのおもしろいことは増えていかない。こんな授業が東大にあって、新しい何かが生まれる環境づくりをする人が増えていったとしたら、すばらしいことだなと思います。
出版社:白夜書房書名:東京大学「80年代地下文化論」講義著者:宮沢章夫定価:2,000円(税込み)
(ブックファーストルミネ新宿2店 山川友美)
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