単価も高い単行本をたくさん売りたい本屋店員としては、文芸誌のお値打ち感を喧伝するのは気がひけるのですが、今回の『文藝 2006年冬季号』はぜひともその値打ちを言っておかなきゃ!な、内容なんでぜひぜひ紹介。
メインは先ほど、芥川賞をとった伊藤たかみ氏の特集。山田詠美さまや劇団ひとりの人との対談もあり、伊藤たかみってどんな人?に応えてくれる内容です。
で、毎年、期待の若い作家を輩出している文藝賞発表号でもある今号は中山咲さんと荻世いをらさんという17歳と23歳のフレッシュな作品が2作が掲載。
その上、綿矢りささんの長編(芥川賞受賞第一作!)、500枚が一挙掲載されているんです。
書籍に換算すると4冊分くらいが1200円で!お買い得!と、魚屋さんばりに声に出して売りたい1冊なんですよ。
もちろん、これらの掲載作品の単行本化に際には加筆してるので読み心地が違うだの、装丁が内容にピッタリだのと紹介したりするわけですが、まぁ、それはそのときということで。
出版社:河出書房新社書名:文藝 2006年冬季号定価:1,260円(税込み)
(ブックファースト渋谷店 林 香公子)
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