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私が所属するランドマークプラザ店は10/13にリニューアルオープン致しました。
書店によっては何日か休業して一気に改装してしまう所もありますが、我がランドマーク店は1日も休まず、営業しながら改装しました。
営業しながらの改装に興味ありませんか?
毎週日曜の夜から月曜日の朝にかけて少しずつこっちの棚からあっちの棚へと本の移動をするのです。
閉店後に棚から全ての本をはずしてコンビと呼ばれる籠状の台車に乗せます。その際に「1の棚の1段目→Aの棚の1段目へ」という引越し先を明記したメモをつけます。
久し振りに隅々まで棚を空にすると棚下から綿ぼこりだらけの本が出てきたりしてびっくりという事も・・。棚から本を全部はずしたら1日目の私達の作業は終了です。
その後業者さんが一昼夜かけて新しい棚や陳列台を作って下さり翌日の朝には違う本屋さんのように変わっています。
2日目は早朝からお店の開店までに棚からはずした本を新しい棚に詰める作業を行います。
簡単に言うとこの作業の繰り返しなのですが、全部手作業の人海戦術で、リニューアルと横文字で言っても非常に原始的なのです。
この移動を5回繰り返し無事にオープンしたわけですが、さすがに心身共に疲労困憊しました。
そんな身も心も疲れ果てた私を癒してくれたのが「ハナシがちがう!」笑酔亭梅寿謎解噺という文庫です。
恥ずかしながらまったく落語にうとい私は、落語とはお正月に新春演芸会等のテレビで見るものと思っていました。
が、目からウロコ本とはこの事、古典落語に興味を持たせてくれる1冊。
なんと言っても表紙の鶏冠頭の噺家が実に良い。
この鶏冠頭のお兄ちゃんが古典落語の演目にからめてミステリーを解決してゆく痛快な小説です。
また梅寿師匠の豪快さも楽しめるし各章に落語演目の内容のわかり易い説明もあり謎解きと古典落語が1度に楽しめます。
最近この続編が刊行され、鶏冠頭の噺家の成長振りが気になるところです。
出版社:集英社 書名:ハナシがちがう! 著者:田中啓文 定価:560円(税込み)
(有隣堂ランドマークプラザ店 大嶋慶子)
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