いよいよ今年もランキングの季節がやってきました。 早々と「本の雑誌」のベスト10の情報が流れてきましたが、この後、「このミス」「文春ミステリー」そして「本屋大賞」と、読者にも書店員にも忙しい時期となりましょう。
ミステリーの方は今回、週刊文春が「このミス」にぶつけるべく、発表を早める模様(12月14日号/12月7日発売)です。その影響で、私も書店審査員の末席を汚しているのですが、今年は1カ月近く締切りが早まり、大慌ての駆け込み投票と相成りました。
一方の「本屋大賞」ですが、こちらはまだまだ時間がありますので、じっくり取り組もうと考えています。
年末(から年初)の書店店頭は定番として、これらのブックフェアがいずれの書店でも行なわれるわけですが、恐らく多くの書店員が「これでいいのか」と思っているのも事実でしょう。つまり、自店の特色を出したくとも出せず、かといってやらない訳にも行かないジレンマがあるわけです。
最近は書店のネットワーク(地域での連携など)で、書店員の独自の選書によるブックフェアが行なわれることが業界でも話題になっています。次はこれがどう読者の評判を得るかという事でしょうが、まずはいろいろチャレンジするべきでしょう。
好きな作品があって、それを他人に勧める熱意があれば、早い話、自己満足が出発点でも良い気がします。
さぁて、私も負けていられないと気を引き締めているところです。
(煥乎堂書店 黄木宣夫)
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