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銀行や郵便局での振り込みに規制ができた今でも、振り込め詐欺の被害が後をたちません。
騙されたくて騙される方はいません。しかし騙される。「なぜ騙されてしまうのか?」と私はいつも思います。私以外にもそう思われる方が多いと思います。
今日は「騙しのプロ」が「騙しの心理」を教えてくれる本を紹介します。
騙しのプロと言っても詐欺師ではなくマジシャンなので、トリックの謎解きから始まります。どのようにして人を上手に騙すのかが分かりやすく説明してあります。もちろんマジックで騙すことをです。マジックには当然タネや仕掛けがありますが、分かってしまえば単純です。
騙す人と騙される人。お互いの心理に少しずつ迫っていきます。人間は誰でも信じる心を持っています。騙す側はその心理を巧みに利用して騙します。
読んでいて思わず「なるほど」と思ってしまいましたが、その行為が詐欺だったらと思うと汚いやり方だと感じました。騙す側は嘘が見破られないように常に複数の仕掛けを用意しています。必ず騙すかのように・・・。
読めば読むほど「いつ騙されてもおかしくない」「もしかしたらすでに騙されているのか?」と不安になってしまいました。人間は誰でも騙される可能性があると感じました。
しかし簡単に見破ることも出来るということも確信しました。詐欺やインチキをなくすためには騙されないことが一番の方法だと思います。題名と帯から、もう少し具体的に「詐欺師撃退法」が解説してあればと思いました。しかし騙すまでの過程やそれぞれの心理状況を知ることが出来るので、十分対処できると思います。
この本を読んで詐欺師などの本当の意図を見抜いて、少しでも被害者が減ってくれたら嬉しいです。
間違っても騙すことはしないでください。
大ベストセラーの「バカの壁」と合わせて読むのも面白いと思います。
出版社名:新潮社 書名:人はなぜ簡単に騙されるのか 著者:ゆうきとも 定価:714円(税込み)
出版社名:新潮社 書名:バカの壁 著者:養老 孟司 定価:714円(税込み)
(煥乎堂書店 黄木宣夫)
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