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アートンから出版されているアフリカの絵本シリーズの1冊。翻訳はさくまゆみこさん。
あすなろ書房の『リンの谷のローワン』シリーズや『風が吹くとき』、クモとブタの友情を描いた『シャーロットのおくりもの』などの翻訳で有名な「さくまゆみこ」さんは、たくさんの絵本や物語を私達に届けてくれています。
このお話は『星の王子さま』にも登場するバオバブの絵本。
アフリカの平原にどっしりと根をおろし、何千年も行き続けるバオバブ。
そのまわりには実や花をを食べる動物たちが集まってきます。表紙に描かれたバオバブは、あの大きなゾウを子犬のように小さく見せます。
たくさんの命を育んで来たバオバブの雄大な姿と、動物たちのイキイキとした生活が描かれ、アフリカへ今すぐにでも行きたくなってしまいます。
あの大きなバオバブの木は、日本でも栽培できるらしいです。アフリカの木のように大きくするのには温室でないと無理のようですが。
出版社のアートンさんに愛読者カードを送ると、バオバブの種を数粒送ってくれるというサービスをしています。
興味があって育て方を調べてみると、かなり頑丈な種皮に覆われていて、種の表面に傷をつけたり、お湯につけたり、乱暴なようだが硫酸にしばらく浸してから、蒔かないと発芽しないようです。
蒔いた翌年に芽を出すことも多いようで、食べた動物に運ばれて、糞として排出されてから何年もたってから発芽することで、雨季や乾季、洪水や旱魃という、厳しいアフリカの地で生き延びてきたのだろうと思うと、ますます、実際にバオバブを見たい気持ちが強くなります。
さくまゆみこさんは『バオバブの木と星のうた』という名前の付いたホームページを開設していて、アフリカを知るためのお勧めの本もたくさん紹介されています。 http://members.jcom.home.ne.jp/baobab-star/
出版社名:アートン 書名:アフリカの大きな木バオバブ 著者:文・ミリアム・モス、絵・エードリエンヌ・ケナウェイ 訳:さくまゆみこ 定価:1,575円(税込み)
(勝田大内書店 大内弘一)
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