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『みやま文庫』

2007年10月10日

 群馬県民でも知らない人が多いので、県外では殆ど知られていないといってよいでしょう。

 「みやま」とは上毛三山のことで、赤城山、榛名山、妙義山を指します。昔から群馬県の象徴のように言われてきました。

 これを冠しているということは、それだけでこのシリーズにこめた出版意図がうかがえます。

 群馬県民のための群馬県の本というわけです。

 みやま文庫は会員頒布というスタイルをとり、年会費制で読者に直接売られています。

 要するに市販はされていません。内容が群馬に限られる為、不特定多数よりも会員を募集することにより、確実に販売する意図があったようです。

 というのも、この出版が県知事をトップとする県の公共事業という前提があるからなのです。

 無駄に作らず公費を適正に当てようということでしょう。
 
 ともあれ、創刊が昭和36年、年に4冊ずつ、すでに187冊が刊行されました。

 そのラインアップは多岐にわたります。歴史、風俗、文学、スポーツ、産業、などなど。興味深いタイトルばかりです(群馬県民にとって、という注釈がつくかも知れませんが)。

 もうすぐ創刊50年になりますが、発行予定企画は向こう10年分はあるそうです。

 市販されていないと書きましたが、私の勤める書店「煥乎堂(かんこどう)」は、アンテナショップということで店頭販売をしていて、現在フェアも開催中です。

 興味のある方は私共のHP http://www.kankodo-web.co.jpを御覧下さい。

(煥乎堂書店 黄木宣夫)

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