本屋さんへ行こう!

書店員のオススメ読書日記

本文です
前の記事

Photo 戦後サブカルチャーを支えた『箆棒(ベラボー)な人々』に竹熊健太郎氏が迫る、非常に濃いインタビュー集です。

 登場するのは@康芳夫(マルチプロデューサー、虚業家) @石原豪人(挿絵画家、画怪人) @川内康範(月光仮面原作者、生涯助っ人) @糸井貫二(全裸の超・前衛芸術家) (カッコ内肩書きはカバー裏より)・・・

 失礼を承知で申し上げれば、間違っても児童書の伝記シリーズでは出ないような方々ばかり。アート、エンターテイメントの、いわば裏戦後史のヒーロー達。語る語りもとにかく熱い。泣く子がさらに泣き出すようなエピソードばかり。

 先日の川内氏の逝去によって、半分の方が鬼籍に入られてしまったのが残念です。全編通して、聞き手である竹熊氏の心意気を強く感じます。インタビューは、話し手と聞き手が互いを認め合ってこそ「作品」になると改めて感じる次第。

 文庫化により、より多くの読者の手にとられ、読まれることを願います。

(リブロ吉祥寺店 筒井陽一)

出版社:河出書房新社
書名:箆棒(ベラボー)な人々
著者:竹熊健太郎
定価:893円(税込み)

前の記事

当ブログの記事へリンクを張った方はトラックバックをどうぞ。ただし、当ブログの編集スタッフによって事前に確認した後で掲載します。基準は<トラックバックに関する編集方針>をお読み下さい。

売れ筋の本からマニアックな専門書まで、本のことを知り尽くしている書店員さんがオススメの本を紹介する読書日記。書評だけでなく、時には誰も知らない書店の裏話などが聞けることも!?読書好きな人必見のブログです。

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29