戦後サブカルチャーを支えた『箆棒(ベラボー)な人々』に竹熊健太郎氏が迫る、非常に濃いインタビュー集です。
登場するのは@康芳夫(マルチプロデューサー、虚業家) @石原豪人(挿絵画家、画怪人) @川内康範(月光仮面原作者、生涯助っ人) @糸井貫二(全裸の超・前衛芸術家) (カッコ内肩書きはカバー裏より)・・・
失礼を承知で申し上げれば、間違っても児童書の伝記シリーズでは出ないような方々ばかり。アート、エンターテイメントの、いわば裏戦後史のヒーロー達。語る語りもとにかく熱い。泣く子がさらに泣き出すようなエピソードばかり。
先日の川内氏の逝去によって、半分の方が鬼籍に入られてしまったのが残念です。全編通して、聞き手である竹熊氏の心意気を強く感じます。インタビューは、話し手と聞き手が互いを認め合ってこそ「作品」になると改めて感じる次第。
文庫化により、より多くの読者の手にとられ、読まれることを願います。
(リブロ吉祥寺店 筒井陽一)
出版社:河出書房新社書名:箆棒(ベラボー)な人々著者:竹熊健太郎定価:893円(税込み)
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