八岐大蛇、因幡の白兎などだれしも聞いたことがある昔話、すべて古事記から採られているのをご存知のかたも多いと思います。しかし、原文を読むのは敷居が高いもの。そんな方におすすめの画期的な入門書が刊行されました。その名も『五月女ケイ子のレッツ!古事記』。大人気イラストレーターによるコミカライズ(?)で、電車の中でもご飯を食べながらでも読める気軽さです。
古事記の入門書やイラストでかかれた解説書などもたくさん出版されていますが、古事記の淡々としたダイナミズムの表現の見事さは本書が一番ではないかと思いました。神々たちのあっけらかんとした残酷さや人間臭さが画風とあいまって、なんでそうなるの?という疑問を抱く隙間も無いほどです。
古事記に出てくる、国譲り神話には日本という国の成り立ちが秘められていると言われています。いろいろな読み解き方があり、そのどれもが魅力的です。自分のルーツを知ることにもなる古事記を手軽に味わえる本書を一度手にとって見てください。
出版社:講談社書名:五月女ケイ子のレッツ!古事記著者:五月女ケイ子定価:1,365円(税込)
(ブックファーストルミネ新宿2店 髙木 京)
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