2008年10月、日本はバブル経済崩壊後、日経平均株価の最安値を更新した。
まさに未曾有の大不況だ。底が見えないこの景気に先行きを不安に感じる人も多いでしょう。
私ももちろんその1人である。そんな中見つけたのがこの「貧困大国ニッポン」だ。
国が行った統計によると年収200万円以下の人が日本人の2割もいるそうです。
それだけでも驚かされてしまうが、この本に書かれている証言にはもっと驚かされてしまった。
雑誌やテレビなどで「節約のコツ」が取り上げられたりしているがもっとすごい。住居、食事、衣類、生活用品など最低限の生活を送っている人、犯罪を冒してしまう人、結婚できない人、ゴミをあさる人・・・。
ここまでくると節約ではなく生きていくためにせざる得ない状況になってしまっているように思える。信じられないようなことが今の日本で起こっているのだ。
巻末に「貧困は本当に自己責任なのか?」とある。
今の日本の政治は弱者切り捨てという感じする。医療制度改革もそのひとつだ。
困っている国民は本当に多い。このままでは苦しむ人がもっと増えてしまうのではないだろうか。政府関係者には本気で景気回復を考えて欲しいと思う。
1人でも多くの政治家にもちろん皆さんにも読んでもらいたい1冊である。
出版社:宝島社書 名:貧困大国ニッポン著 者:門倉貴史価 格:680円(税込)
(春日部市 紅雲堂書店 石川貴雄)
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