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書店員のオススメ読書日記

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Photo 伊坂幸太郎氏の新刊はコミック誌モーニングに連載されていた『モダンタイムス』。もちろん一気に読んでしまいました。嬉しい、けどちょっともったいないような複雑な気分です。

 今回の舞台は徴兵制がしかれている少しだけ未来の日本。システムエンジニアの主人公・渡辺は突然任された謎の出会い系サイトに関わる仕事から、トラブルに巻き込まれていく・・・。

 今回のモチーフはタイトルが示すとおり、チャップリンの『モダンタイムス』。チャップリンは資本主義社会に翻弄される一工員を演じましたが、さて現代で私たちはどんな社会に生きているのでしょうか?日常でふと感じる違和感を形にして差し出されたようで、背筋がひやっとしてしまいました。

 週刊誌に連載されていたこともあり、今までの作品を上回る怒涛のストーリー展開。魅力的な登場人物たち。もちろん伊坂節(と私が呼んでいる)軽妙洒脱な台詞回しもたっぷり楽しめます。さあ、みなさんご一緒に。

 「勇気はあるか?」

(ブックファーストルミネ新宿2店 髙木 京)
 

出版社名:講談社
書名:モダンタイムス
著者:伊坂 幸太郎
定価:1,785円(税込)

【お知らせ】 
11月15日(土)の読売新聞・朝刊(東京本社版※一部エリアを除きます)では、好評の『本屋さんのオススメBook Review』11月号が掲載されます。「オススメ読書日記」に掲載されている書評のレビューや、実際に本屋さんにインタビューする<今月の一冊>など見所満載。ぜひお見逃しなく!

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