とにかく、へんなんです。見てるだけで、たのしい。何度でも、おかしい。奇天烈きわまる杉浦世界。
いったい何処から?と思わざるを得ないその遊び心。画から湧き溢れて、そこらをぽむぽむ飛び跳ねております。
個人的な出会いは、実は本家より先に「とり・みきがスターウォーズを杉浦タッチで描いたモノ」でした。忍術(フォース?)の修行と冒険に明け暮れて、レイア姫は永久放置、というギャフンな展開。もちろんあの画で。
模写はマンガに対する最大級の愛です。中でも、こどもが行う模写が一番素直(過ぎ)で愛溢れ(過ぎ)ています。大空翼らしき人物を描いて、その横に「ケャプテンつばさ」と書いた同級生K君よ、気持ちは分かる。いま元気か。
閑話休題。現役ベテラン漫画家の皆さんの多くも、きっと杉浦模写模写な時期があったと思うんです。で、幼い時期であればあるほど、今に至るまで愛は消えない、と。そんなみなさんのパネルもあるよ、京都国際マンガミュージアム「冒険と奇想の漫画家 杉浦茂101年祭」展。5/24まで開催中。展示の公式ガイドブックでもあるのが、今回ご紹介の書籍です。
さあさあしょくん。はじまりはじまり。「へんなの」たのしんでちゃぶだい。
(リブロ イオンモール鶴見店 筒井陽一)
出版社:晶文社書 名:『杉浦茂の摩訶不思議世界 へんなの』著 者:中野晴行【編】定 価:1,890円(税込み)
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