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書店員のオススメ読書日記

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Photo_3Photo_4 旅先へ持って行く本は絶対にハズしてはいけない。つまらない本は、ただでさえ重い荷物を重くする。その点、この本は大当たり。行きの新幹線ですぐに没頭し、ホテルでは夜中まで読み続け、帰りの道中で無事読了。博多に着くまでの30分、ニヤニヤと余韻に浸るオマケまで付いてきた。

 物語は、天才数学者・ケインがポーカー賭博の最中、猛烈な吐き気と頭痛に襲われ気を失うところから始まる。それはケインのある才能が開花する前触れであり、彼(のその能力)を手に入れようと、多くの人が彼を追うのだが…。

 まず、書名がかっこよくて目を引く。加えてスリリングでスピーディーな展開、二転三転する状況、深まる謎、魅力的な登場人物(クールでタフな女戦士・ナヴァ、大好き!)、興味深い確率論…など、ワクワクする要素が満載なのである。数学が苦手な人も十分楽しめます。超文系の私が言うんだから、間違いなし、です。

(リブロ福岡西新店 奥原未樹子)

出版社:文芸春秋
書 名:数学的にありえない 上・下
著 者:アダム・ファウアー
定 価:各770円(税込み)

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  • 数学的にありえない(上)(下)[本読みな暮らし から]
     原題は、Improbable(ありそうもない)、だ。邦題に「数学的に」と付いているのは、主人公はケインという名の大学院生で、複雑な計算に瞬時に答を出す天才、物語の随所で様々なことが起きる確率を計算しながら行動しているからだろう。...…続きを読む
  • 受信: 2010年03月10日16時59分

売れ筋の本からマニアックな専門書まで、本のことを知り尽くしている書店員さんがオススメの本を紹介する読書日記。書評だけでなく、時には誰も知らない書店の裏話などが聞けることも!?読書好きな人必見のブログです。

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