主人公は三十八才になる独身OL大町ツキコ。
ある日居酒屋でかつての高校のセンセイと再会する。
同時に塩らっきょう、きんぴら蓮根、まぐろ納豆と同じものを注文する。センセイは正式には松本春綱先生といい、国語の教師で、歳は彼女と三十と少し離れているが、ツキコは同じ歳の友人よりも近く感じられる。
いつもの飲み屋でちびちび酒など飲みながら、隣にすわる。会い方といっても、約束するわけでもないから、数週間顔を見ないこともあるし、毎晩のように会うこともある。
センセイと一月ほど会わないと、なんとなく心もちのおさまりが悪く、もやもやとする。高校の友人や退職した先生たちとお花見に行った時、同級生の小島くんからデートをさそわれたが、ツキコの心の中は、センセイの事が気になってしかたがなかった。歳の差を超え、せつない心をたがいにかかえつつ流れてゆき、センセイとツキコのゆったりとした日々。
これから、二人がどうなってゆくのか、非常に気にかかる。そしてセンセイのカバンの中には何が入っているのか?
これは、かつて、川上弘美が描いた小説を今回コミックにしたものだそうです。
出版社:双葉社書 名:センセイの鞄①原 作:川上弘美 作 画:谷口ジロー価 格:950円(税込) (ブックスタマ 加藤美子)
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