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2010年3月 1日

聖火が消えました

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 閉会式を見て来ました。聖火が消えていきます。バンクーバー五輪は、「終わってしまいました」。これまで、1996年のアトランタ五輪と2008年の北京五輪を取材しました。どちらの大会も、「あー、やっと終わった」という安心感で消えゆく聖火を見ました。自分の年齢や立場が違うこともあるのでしょうが、今回のオリンピックで得た印象が違うのは、やはり、この国の人々の人柄のせいでしょう。

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 これまでの取材で、米国、ウルグアイ、アルゼンチン、旧ユーゴ、ハンガリー、イタリア、スペイン、カタール、スイス、ロシア、リトアニア、クロアチア、オーストリア、ブルガリア、ルーマニア、チェコ、スロバキア、ドイツ、韓国、オランダ、ベルギー、中国に行きました。初めて訪れたカナダは、これまでの国とは違いました。ストレスを感じません。白人が主ではありますが、アジア系も多く、自分が特別視されている気が全くしません。英語が不得意な私でも、かなり分かるように話しかけてくれ、英語が不自由でも、それをとがめるような顔をされません。食事がおいしく、日本食屋さんも多いんです。街が衛生的で、空気は澄んでいます。都会のすぐ隣に大自然が広がっています。バンクーバーは、本当に良い所でした。

 カナダは今大会、実に14個の金メダルを獲得。中でも、28日の男子アイスホッケー決勝で宿敵アメリカを撃破した喜びで、バンクーバーの街は深夜になった今でも、お祭り騒ぎが続いています。でも、そんな街の中を歩いていても、全く身の危険は感じません。みんな、とてもフレンドリーなんです。「これは私たちの五輪だ」というキャッチフレーズを、誰もが誇りに思っています。

 バンクーバー入りして、今日で3週間。このブログを担当することで、充実した日々を過ごすことが出来ました。これが、私の最終回です。お付き合い頂き、ありがとうございました。(オリンピック事務局・塩見要次郎)

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 読売新聞は、新聞だけでなくネットでもバンクーバー五輪の話題をお伝えします。五輪取材団の拠点の一つ「BCMC」(ブリティッシュコロンビア州国際メディアセンター)からブログを通してお届けする、記者たちの喜怒哀楽、孤軍奮闘の日々をお楽しみください。

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